旭化成は多角化に注目、アイリスオーヤマは株式未上場

株式投資をする際に企業の元々の固定されたイメージでとらえがちですが、どの企業も新しいジャンルの事業を開始したり、過去にはなかった外国との取引を始めたりして次々と変化していますので、ここの株を買ってみようかという時には、その企業が最近どういう事業を行なっているかをそのつど細かく確認します。近年いろいろな事業に多角化している上場企業の代表が旭化成です。旭化成と言いますとプラスチックなど化学製品を作っている会社というイメージですが、現在では医療や住宅建材といった分野にも進出しています。例えば医療ではこれまでの技術を生かして人工皮膚や人工臓器を開発しています。住宅や建材の分野では、スマートハウス、長期優良住宅などを手掛けていますし、またバイオマス発電に取り組むなど、新しい事業に次々参入しています。ですので旭化成に投資する際には、今会社としてどういう分野を特に重視しているか、そもそもその分野は今後どれほど有望なのか、といった点も検討していくといいです。旭化成とプラスチック製品という点で共通する大手企業にアイリスオーヤマがあります。この会社はとにかく製品が多彩でいろいろな分野に参入していますが、実はこのアイリスオーヤマは上場企業ではありません。このように多種のものを扱っていて世界中に工場や販路がある大企業でも、必ず上場しているとは限りませんので注意が必要です。そのためアイリスオーヤマの株を買おうと思っても一般の人は買うことができません。その場合の方法としてはまず、この会社が作っている商品の中で、こういうものが今後需要が増えるなと思ったら同種のものを作っている上場企業の株を買うというものがあります。これは投資としては堅実な戦術です。あるいは、アイリスオーヤマの製品を売っているホームセンターの株を買うというやり方もあります。ホームセンターで上場企業というところは実はたくさんあるからです。